確定申告書等作成コーナーにおける受信通知の取り方

受信通知とは何か

 中小法人等、個人事業者等が2020年のいずれかの月において、前年同月と比較して事業収入が50%以下となった場合には持続化給付金の支給を受けることができます。詳細はこちらをご覧ください。申請にあたって法人税の確定申告書又は所得税の確定申告書が必要となりますが、どちらも税務署の受領印(収受日付印)が付されていなければなりません。確定申告書の提出の際に提出用と控え用を税務署に持参又は郵送する場合には控え用に受領印をもらうことができます。しかし、e-Tax(電子申告)により確定申告書を提出する場合には受領印はもらえません。e-Taxの場合は受領印に相当する受信通知なるものが確定申告書の電子申告後に発行されます。画面上で印刷若しくはPDFデータ等で保管していれば良いですが、保管前にブラウザを閉じてしまった場合の対処法を紹介します。受信通知は電子申告の後に納税者及び送信者(代理人)のe-Taxのメッセージボックスに格納されます。e-Taxのメッセージボックスとは国税専用のメールの受信箱のようなもので、申告や申請データの他、還付金の処理状況などが保管されています。今回は個人事業者等が国税庁の確定申告書等作成コーナーで受信通知を取得する方法を紹介します。e-Taxソフトにおける受信通知の取得方法はこちらをご覧ください。

確定申告書等作成コーナーにおける取得方法(個人事業者等のみ)

既にe-Taxで申告済みの方は大丈夫だと思いますが、パソコンを買い替えた場合は推奨環境を確認しましょう。寄稿日現在でosはMicrosoftWindows8.1又は10、ブラウザはInternetExplorer11又はMicrosoftEdgeです。

推奨ブラウザで「確定申告書等作成コーナー」と検索しましょう。

マイナンバーカードをお持ちの方は読み取って、利用者証明用パスワードを入力するとメッセージボックスにログインできます。下の利用者識別番号と設定した暗証番号にてメッセージボックスにログインした場合は、受信通知を確認することができないので注意してください。マイナンバーカードを持っていない方は、受信通知ではなく納税証明書(その2所得金額用)を代用します。

受信通知はメインメニューの「メッセージボックス一覧」に格納されます。

手続き名の「所得税及び復興特別所得税申告」ボタンを押しましょう。

下記のメール詳細=受信通知となります。こちらを印刷又はPDFで保管しましょう。